間もなく開幕するプレミアリーグ。レスターは第2章へ
ウォルシュがチームを去ったときのラニエリ監督も、これと同様の内容のコメントを残している。
「彼はレスターで素晴らしい仕事をしていたし、感謝の言葉しかない。我々には我々のプランがある。それを続けるだけだ。私がいなくても、選手がいなくても、フットボールは続くものだ」
加えて、チームはすでに一定の補強を済ませてある。GKにはロン=ロベルト・ツィーラー、守備ラインにはルイス・エルナンデスを獲得。中盤にはメンディ、ウィングにはポーランド代表のバルトシュ・カプストゥカ、そしてFWにはアフメド・ムサも加わった。
今後の選手獲得についてラニエリ監督は「分からない」と話すが、おそらく攻撃と中盤以下であと一人ずつくらい補強を考えていてもおかしくないだろう。
先日の試合終了後、「今季の目標はまず勝ち点40」と語ったラニエリ監督。昨年ほどの神がかり的なパフォーマンスは無理に違いないが、それでも何か期待を持ってしまう。
ミラクルレスターの第2章はどんな内容になるのか。注目のプレミアリーグの新シーズンは、ついに今週末に開幕する。
(取材・文:Kozo Matsuzawa / 松澤浩三【イングランド】)
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