ジョン・ストーンズ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティは9日、イングランド代表DFジョン・ストーンズの加入を発表した。エバートンからの完全移籍で2022年夏までの6年契約を締結している。
シティにとって今夏8人目の補強となったストーンズは、懸案だった守備力不足を解決する切り札としての活躍が期待される。マルティン・デミチェリスがチームを去り、ヴァンサン・コンパニは怪我がちで満足にプレーできていないため、今季のチームでは重要な役割を担うことになる。
ジョゼップ・グアルディオラ監督も「彼のスタイルが好きだ。チームに彼を迎えるのを楽しみにしている」と期待を寄せた。英紙『ザ・サン』などの報道によれば、シティはストーンズ獲得に移籍金4200万ポンド(約56億円)を費やしており、そこからも期待の大きさがうかがえる。
またストーンズ本人もクラブ公式サイト上で「このクラブがどんなことをしてきたかをよく見てきた。偉大な監督のいる野心的なクラブで、夢中になって目標を達成する力になることが待ちきれない」と新たな挑戦への意欲を語っている。
近年は伸び悩みを指摘されることもあった22歳のイングランド人DFは、マンチェスターで心機一転を図り、エバートンで成しえなかったタイトル獲得に挑む。殻を突き破って真の才能を開花させられるか、グアルディオラ監督の指導による進化にも注目が集まる。
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