バルセロナのルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】
リバプールとの親善試合に0-4と大敗したバルセロナ。それでも、指揮官のルイス・エンリケ監督は前向きだ。6日、スペイン紙『アス』が報じている。
ルイス・エンリケ監督は「2つのリズムの全く異なるチームが戦った。我々の日ではなかった。数々の明らかなミスを犯していたし、戦う術がなかった」と完敗を認めている。
そして「後半、ラッキーな形(マスチェラーノのオウンゴール)で得点を与えてしまったことで、勝負は決した。両チームの違いは明らかだった。しかし、我々はこのまま我々の準備を続けていく」と前向きなコメントを残す。
さらに「手痛い一敗だった。が、こういう結果はいつものものではない。シーズンに入れば、こういう結果になることはそうそうないだろう」と述べ、「我々は成長している。セビージャとのスペインスーパーカップでどうスタートを切るか、という事については心配していない」とこの敗戦の影響がないことを強調している。
オリンピック参加中のネイマールを欠いたものの、リオネル・メッシ、ルイス・スアレスもスタメンに名を連ねた試合での完敗だが、指揮官からは悲愴な発言は生まれなかった。今後の調整ぶりに注目だ。
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