コロンビア代表のテオフィロ・グティエレス【写真:Getty Images】
現地時間4日に行われたリオデジャネイロ五輪のグループステージ初戦でスウェーデン代表と2-2の引き分けたコロンビア代表だが、エースは次の日本代表戦に向けて自信を見せている。
コロンビア代表は17分にオーバーエイジ枠で出場したテオフィロ・グティエレスのゴールで先制したものの、ミカエル・イシャクとアストリト・アイダレビッチにゴールを奪われスウェーデンに逆転を許した。最終的にはドルラン・パボンのPKでなんとか追いついてドローに持ち込んでいる。
先制点を奪ったT・グティエレスは母国コロンビアのラジオ『ブルラジオ』で「2-1だったにもかかわらず、スウェーデンはペースを落としてこず、ボールを持ち続けた。そこで僕らは勝った」と試合を振り返った。
同点ゴールにつながったPKは相手選手のヘディングでこぼれたボールを拾ったところから繰り出したカウンターによって生まれた。したたかに隙をうかがっていたコロンビアの粘りが実ったと言えるだろう。
そしてT・グティエレスは追いついて勝ち点をもぎ取ったことで、日本戦に向けて自信を深めている。
「僕らはどんな場所でもいいサッカーや自分たちの特徴、メンタリティを見せてきた。彼ら(日本)はタフな相手だが、倒せると確信している」
2年前のブラジルW杯も経験し、過酷な環境での戦い方を熟知したコロンビアのキャプテンをいかに封じるか。ナイジェリア戦で守備の課題を露呈した日本が勝利するための最も重要なポイントになるだろう。
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