ローマへの移籍が近づくDFトーマス・ヴェルメーレン【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するベルギー代表DFトーマス・ヴェルメーレンはローマ移籍へ近づいているようだ。4日にイタリアの『ジャンルカディマルツィオ.com』が報じている。
現在アントニオ・リュデュガーとマリオ・ルイの2名のDFを負傷で失ったローマは、代役となる新たなDFを探している。先日トッテナムからDFフェデリコ・ファシオを獲得したが、今夏に加入した左SBマリオ・ルイが先日前十字靭帯の重傷を負ったことでもう1名獲得しなければならなくなった。
そこで白羽の矢が立ったのが、ローマのルチアーノ・スパレッティ監督が喉から手が出るほど加入を望んでいるヴェルメーレンだ。交渉は順調に進んでおり、年棒300万ユーロ(約3億円)での4年契約でクラブはすでにヴェルメーレンと個人合意に至ったとみられている。
ヴェルメーレンは2014年にアーセナルからバルセロナに移籍金1900万ユーロ(約21億円)で加入。しかし、負傷による長期離脱で2シーズンで21試合出場にとどまっている。
ローマとバルセロナは1000万ユーロ(約11億円)に200万ユーロのレンタル料に加えた合計1200万ユーロで合意するとみられている。後は、もうすぐ31歳を迎える年齢の高さに不服を唱えているローマのジェームズ・パロッタ会長の承諾を得るだけのようだ。
早ければ今週末にも成立するとみられている。DF陣に問題を抱えるローマに、もうすぐ心強い味方が加わりそうだ。
【了】