マンチェスター・ユナイテッドのMFバスティアン・シュバインシュタイガー【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘン指揮官のカルロ・アンチェロッティ監督は、マンチェスター・ユナイテッドに所属する元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーの帰還の可能性がないことを明かしている。4日に独メディア『シュポルト・アインス』が報じた。
シュバインシュタイガーは、ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督の構想外となっており、現在U-23チームへの移動を命じられている。そのことに対して最近古巣バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOがユナイテッドのやり方を非難しており、同クラブへの帰還の可能性が浮上していた。
しかしアンチェロッティ監督は、「シュバインシュタイガーの加入は、我々のプランには当てはまらないんだ。彼はファンタスティックな選手だよ。だけど今はミュンヘンへの帰還に相応しい時ではない」とその可能性を否定。
そして「ユナイテッドはこれから彼がどこでプレーするかを決めるはずだよ。それは私の問題ではない」とそれ以上この話に触れることを拒んだ。
シュバインシュタイガーは昨夏に13シーズン過ごしたバイエルンからユナイテッドに移籍。しかし負傷に悩まされ、期待に応えられずにシーズンを終えた。ユナイテッドは、32歳を迎えた誕生日にU-23チームへの移動を命じ、その高い年棒から今夏の売却を望んでいると報じられている。
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