ブラジル五輪代表のネイマール【写真:Getty Images】
リオ五輪初戦、南アフリカとまさかのスコアレスドローに終わったブラジル。エースのネイマールは「この引き分けは、負けに等しい」とコメントした。5日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
後半には相手に退場者も出て、数的有利の中で猛攻を仕掛けるも無得点に終わった開催国ブラジル代表。背番号10を背負うネイマールは「我々にとってこのドローは敗北を意味するものだ」と述べ、「我々の重責を理解しているし、それが簡単でないことも分かっている。大会がより難しいものとなるだろう」と続ける。
そして、「どうやってこの状況を乗り越えるかを理解しなければならない。落ち着きを保ち、次戦でいいゲームができるよう、極力早く調子を整えたい」と現地7日に開催されるイラク戦に向け立て直しを誓う。
「大会の初戦は、不安もあり常に最も難しいものだ。そうした不安が、我々に若干影響を与えたと思う」と述べたネイマール。ブラジルに唯一欠けた五輪金メダル獲得を至上命令とされる今チームにとって、非常に先行き不安な開幕戦となってしまった。やはりブラジルにとってオリンピックは鬼門となってしまうのか。
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