レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督【写真:Getty Images】
8月9日にUEFAスーパーカップ(vsセビージャ)を控えるレアル・マドリー。指揮官のジネディーヌ・ジダン監督は多くの主力の欠場を示唆している。4日、スペイン紙『アス』が報じている。
アメリカでのプレシーズンマッチ最終戦となったバイエルン・ミュンヘンとの試合に1-0と勝利し、いよいよ今季初の公式戦とを迎えるマドリー。この試合に向けジダン監督は、「3週間のプレーシーズンを過ごし、3試合こなした。来週には重要な試合を迎える。シーズンは長く、この作業の流れを維持する必要がある」と語る。
マドリードで調整を続けるガレス・ベイル、トニ・クロース、ペぺの主力選手たちのスーパーカップ出場については「プレーできると思っていない。彼はまず元の状態に戻らねばならない。マドリードで様子をチェックする」と出場回避を示唆する。
さらに、チームに帯同しながらも別メニューとなっているカリム・ベンゼマについても、「良くなってきている。だが、まだ全体とのトレーニングをしておらず、リズムが整っていない。出場は様子を見る」とこちらも出場には懐疑的だ。
多くの主力の欠場が見込まれる、苦しい状況だが「スタメン?当日わかるでしょう」と笑顔を覗かせる一幕もあり、余裕を見せるジダン監督。今季を占う重要な一戦、どのようなメンバーで臨んでくるのだろうか。
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