ミランの本田圭佑【写真:Getty Images】
スポーツ代理人でありイタリア各紙の記者も務めるファブリツィオ・フェッラーリ氏が低迷するミランに助言した。4日、イタリア紙『ミランニュース.it』が報じている。
ミランは昨季セリエAで7位に沈み、3年連続UEFA大会出場権を失っている。さらに今夏も中国資本へのクラブ売却が滞っていることで資金難に陥り、エースであるカルロス・バッカを放出しない限り補強資金が存在しない状況だ。
しかし、フェッラーリ氏は「仮に資金がなかったとしても既に8月中旬であることを考えるべきだ」と現在の補強戦略に苦言を呈している。
「ミランはマッティア・デ・シリオやカルロス・バッカの放出といった大きな損失をさけるべきだね。ジェレミー・メネズの放出は興味深いものだった。ディエゴ・ロペスと本田圭佑でも同じことをするべきだろう」
本田は一時背番号10番剥奪の危機に立ちながらも現在もチームに残留している。それでも、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の信頼はスソに分がある。8月末までの移籍市場で動きはあるのだろうか。
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