甲府に再加入したダヴィ【写真:Getty Images】
J1のヴァンフォーレ甲府は、今月21日からチーム練習に参加していたFWダヴィがチームに加入することを発表した。背番号は「9」に決まった。
ダヴィはコンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)、名古屋グランパスでもプレーし、2011年7月にカタールのウム・サラルから甲府に移籍。そのシーズンはJ1で10試合に出場して得点はなくチームもJ2に降格してしまったが、翌年に38試合32得点を挙げる活躍を見せて得点王となりJ1昇格の原動力となった。
2013年には鹿島アントラーズに移籍して2シーズンに渡ってプレーするが、2016年以降は無所属となっていた。
オフィシャルサイトを通じ、「ヴァンフォーレ甲府は私をサッカー選手として成功に導いてくれたクラブであり、その甲府で再びプレーできることを嬉しく思います。チームの状況も悪くないと思いますので、攻撃で自分の力を発揮し、今より順位を上げ最大の目標であるJ1残留に貢献したいと思います」と活躍を誓っている。
なお、ダヴィの加入によって外国人選手枠が埋まってしまうため、それに伴ってFWチュカとの契約を解除したこともあわせて発表された。今年3月に甲府に加入したチュカだが、リーグ戦11試合で1得点と期待されていた結果は出せなかった。
甲府は、今季だけで期限付き移籍からの復帰も合わせてダヴィが8人目の外国人選手獲得となった。また、それに伴って4人の外国人選手がシーズン中に退団している。
2ndステージ第6節終了時点で甲府は年間総合15位に位置しており、厳しい残留争いを戦っている。
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