移籍を示唆しているユリアン・ドラクスラー【写真:Getty Images】
ヴォルフスブルクに所属する22歳のドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーが移籍を志願していることを明かした。2日に英紙『エクスプレス』が報じている。
ドラクスラーは昨年夏にシャルケからヴォルフスブルクに移籍し背番号10を与えられた。契約期間も2020年6月までと長く、期待を寄せられて加入している。昨季は公式戦35試合に出場し9得点を決める活躍を見せていた。
ただ加入当初、ドラクスラーはユベントス移籍を希望していたことを口にしている。しかし、要求額を満たすことができなかったためシャルケは交渉を打ち切り、ヴォルフスブルクと交渉を始めた。その後も「ポグバやディバラとプレーしたかった」と語るなど納得いかない様子を見せていた。そして今回、アーセナルが興味を示していることもあり、ドラクスラーは移籍を希望していることを明かした。
「僕はヴォルフスブルクから出て行きたいと思っている。監督は3週間以上前から知っているよ。EURO2016準決勝の後に、僕が何をしたいのかを彼に話した。チャンスがあれば世界トップクラスのクラブに行きたいと常に言ってきたから、全ての関係者は知っている」
ドラクスラーはチームのエースであり長期契約を残していることもあり、高額な移籍金が発生すると見られている。さらにヴォルフスブルクの幹部も残留を強調するなど、販売する意思がないことを表明していた。果たして、ドラクスラーは今季どこのクラブでプレーすることになるのだろうか。
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