ラス・パルマスに入団した、ケヴィン=プリンス・ボアテング【写真:Getty Images】
スペインのラス・パルマスに移籍した、ケヴィン=プリンス・ボアテングが現地で入団発表を行い、地元ファンの熱い歓迎を受けた。3日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
スペインのカナリア諸島の空港に降り立ったボアテングは、同クラブのOBにして、地元が生んだレジェンドでもある、元スペイン代表のフアン・カルロス・バレロン氏の出迎えを受けた。
その後、メディカルチェックなどを経て、新たなユニフォームに身を包んだボアテングが本拠地グラン・カナリアのピッチに現れると、約6000人のファンの大歓声を受けた。
29歳のMFは「バレロンの様なレジェンドが空港に来て、私のスーツケースを引いてくれるなんて信じられないことだ」と述べ、「私にとって新たな冒険だ。非常に親しみを感じたからこのクラブでプレーすることを選んだ」とコメントする。
「過去は振り返らない。未来を見る」と述べるボアテング。ミラン、シャルケで不完全燃焼だったこの数シーズンを取り戻すためにも、この大歓迎の期待に応えたいところだ。
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