欧州“点取り屋”が一巡?【写真:Getty Images】
今夏欧州で空前の点取り屋の“玉突き移籍”が起こるかもしれない。1日、イタリア『イタスポルトプレス』が報じている。
玉突き移籍のキッカケとなったのはユベントスのゴンサロ・イグアイン(写真:中央左)獲得だ。セリエAの宿敵ナポリから契約解除金満額を支払って実現した“禁断の移籍”によって、ナポリは新たなエースFWを探している。
ナポリが狙っているのはインテルの主将FWマウロ・イカルディ(写真:中央右)だ。そして、そのインテルはフランスの盟主パリ・サンジェルマンのエディンソン・カバーニ(写真:左)獲得を画策している。
マンチェスター・ユナイテッドに加入したズラタン・イブラヒモビッチに加えてカバーニに放出の噂が挙がっているPSGは、なんとレアル・マドリーのアルバロ・モラタ(写真:右)獲得を狙っているとのこと。モラタは今夏ユベントスからマドリーに買い戻しオプションで移籍している。つまり、これらの取引が実現すれば点取り屋が一巡することになるのだ。
例年にもまして大型移籍が多発している今夏の欧州移籍市場。締切となる8月末まで一瞬足りとも目が離せない展開となりそうだ。
【了】