ナイジェル・ピアソン
一昨シーズンまでレスターの監督だったピアソン【写真:Getty Images】
昨シーズンにプレミアリーグを制覇し、世界中のサッカーファンを驚かせたレスター・シティ。優勝に導いたのは百戦錬磨のクラウディオ・ラニエリであったが、ラニエリはシーズン開幕直前の就任であった。前任者のナイジェル・ピアソンがそのまま監督を続けていたら、結果は違ったものになっていたかもしれない。
ピアソンは2008年から2シーズン、レスターの監督を務め、ハル・シティを経て2011年11月に復帰。2014年にはプレミア昇格を果たした。昇格初年度は32節を終わって最下位。降格間違いなしと見られていたが、残り8試合を7勝1分で乗り切り、”great escape”と称された。
しかし、2015/2016シーズンのプレシーズン中に、息子のジェームス・ピアソンら3選手が女性と乱交騒ぎを起こすなどすると、7月に「考え方の根本的な違い」によって解任された。今シーズンはダービー・カウンティでプレミア昇格を目指す。
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