オーウェン・コイル
宮市亮も指導したコイル【写真:Getty Images】
これまで目立った実績のないオーウェン・コイルであるが、日本のサッカーファンにとっては馴染みのある監督かもしれない。
宮市亮がアーセナルからボルトンにレンタル移籍し、プレミアリーグデビューを果たしたときの監督がコイルである。宮市はしばしばセットプレーのキッカーも務めていた。チームは降格してしまったが、その後コイルがウィガンの監督に就任すると、宮市も再びコイルの下でプレーすることになった。
コイルはウィガンで監督を務めたのち、MLSのヒューストン・ダイナモで指揮を執り、今年の6月にブラックバーンと2年契約を結んだ。プレミアリーグが1992年に創設されて以来、優勝を経験したのは6チームのみ。そのうちの1チームであるブラックバーンを、コイルは立て直すことができるだろうか。
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