天才的なパスセンスに必須な“素足感覚”
素足のような感覚での自然なボールタッチを可能にする【写真：PUMA】
快適なエヴォニットの外側を包むのは、1986年W杯メキシコ大会のために開発された名作「パラメヒコ」同様、最高級素材のカンガルーレザーである。しかしエヴォタッチのアッパーは、ノンステッチかつ、極めて薄い0.9mm。
パラメヒコ誕生から30年、軽量性と素足感覚のボールタッチを実現するテクノロジーが搭載された姿は、「レザースパイクの進化形」という形容がふさわしい。
カンガルーレザーは今なおスパイクにおける最高級品である。履けば履くほど足に馴染み、素足のような感覚での自然なボールタッチを可能にする。
「天才的」と称されるパスの多くは“遊び”のある自在な心から生まれる。選手にストレスを与えない素足感覚のスパイクこそ、プレーメーカーが求めるスパイクの理想形のひとつだろう。今作ではさらに、パラメヒコのアッパーにはなかった軽量性、ノンステッチによる操作性向上も実現している。
また、アウトソールには、15個の丸型スタッドを配置し、全方向への動作をサポートする。中足部には棒状の「スピードトラックスパイン」が仕込まれ、直進の走り出しを助け、またスパイク全体のねじれを防止する。
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