ジェイミー・ヴァーディー【写真:Getty Images】
昨季レスターのプレミアリーグ制覇に大きく貢献したイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディーは、英『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じ今夏の移籍騒動の真相について語った。
ヴァーディーにはアーセナルが強い関心を示しオファーを提示していたが、最後はレスターとの契約延長で残留に落ち着いた。ビッグクラブへのステップアップが既定路線と見られていたため、その決断は驚きをもたらしたが本人にとっては自然な流れだったようだ。
「近しい兄弟(友人)たちには言ってきたんだけど、僕には信じられなかった。ここにはやり残した仕事がたくさんある。
このクラブは1本の道を前進していると感じるし、それが僕がチームの一部でありたいと思う理由でもある。移籍について考えるとき、それは大きな決断ではなかった。とても簡単で、ここに残りたかったんだ」
移籍は考えずレスターのために戦うことを誓ったヴァーディー。自らに対する引き抜きの可能性は低くなったが、今度は同僚のリヤド・マハレズにアーセナルからの関心が伝えられたことを心配している。
「チームのみんなが彼(マハレズ)とプレーしたがっているけど、移籍について僕らには何もできない。これはリヤドやクラブしだいなんだ」
ヴァーディーとマハレズのコンビは昨季プレミアリーグの他クラブをことごとく震え上がらせた。今季もレスターで2人の絶妙な連携と華麗なゴールを見られるのか。移籍市場の閉幕日まで彼らの動向から目が離せない。
【了】