「ある程度の重さはむしろ必要なんじゃないかな」
──重さについてはいかがでしょう。240.5グラム。6モデル中2番目の重さです。
マスター永井 「繰り返し言ってるんだけど、俺、スパイクの重さってあんまり気にしないのよ。てか、本当にスパイクって重たいと疲れるものなのかな。蹴るってことだけを考えるんなら、ある程度の重さはむしろ必要なんじゃないかなって思うんだけど」
──ちなみにアディダスのこのスパイク、マスター・ナガイとしては試合に使いたいと思うモデルですか?
マスター永井 「う~ん、それはないかな」
──原因は足型?
マスター永井 「だね。足幅の広さが普通の俺からすると、どうしてもユルユルって感じがしちゃうんだよね。フィット感みたいなのがほとんど感じられない」
──ちなみにアディダスには、プーマのパラメヒコと並び賞される名機「コパ・ムンディアル」というモデルもございます。
マスター永井 「熱狂的な愛用者、いるよね。俺も、機会があったらぜひ履いてみたいな。パラメヒコとどこがどう違うかっていのも確かめてみたいし」
以下次回へ
(語り手:永井秀樹、聞き手:キングギア編集部、取材協力:東京ヴェルディ1969)
▼キングギア
スポーツライター金子達仁が発起人となって発足した世界初、日本発のスパイク専門サイト。多くのサッカー選手にとって、命であるスパイク(=ギア)が主役として取り上げられた記事がなかったことから、新しいことをやってみたいという思いのもと誕生した。
【了】