ナイジェリア五輪代表のジョン・オビ・ミケル【写真:Getty Images】
ナイジェリアの五輪代表に選出されている29歳のジョン・オビ・ミケルが、金銭面で苦しむ五輪代表チームに対して自腹で寄付したと報じられていたが、同選手はそれを否定した。29日に『オールナイジェリアサッカー』が報じている。
ミケルはナイジェリア五輪代表にオーバーエイジ枠で選出されていた。ただ、その五輪代表はナイジェリアサッカー連盟からの支援が十分に得られていないため金銭難で苦しんでいるようだ。この現状を重く見たミケルが、3万ドル(約300万円)を自腹で寄付したと伝えられている。
しかし、ミケルは「どこから出た話なのか分からないが、僕たちのチームを分裂させるような話でしかない。メディアが報じるべき話は、チームを団結させるような話であるべきだと思う」と語り、寄付したとの報道をすぐに否定した。ミケルはチームの主将を務めているだけでなく、五輪に出場するナイジェリア選手団全体のキャプテンにも任命されている。
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