リバプールに所属するマルコ・グルイッチ【写真:Getty Images】
リバプールに所属する20歳のセルビア代表MFマルコ・グルイッチが、チェルシー戦で相手選手と衝突し頭部を強打した。28日に英メディア『ESPN FC』が報じている。
試合中にグルイッチが空中に浮いたボールをヘディングでクリアしようとしたところ、勢いよく飛び込んできたチェルシーのバートランド・トラオレと頭同士がぶつかった。さらに受身が取れなかったグルイッチは地面に頭を強打している。その後、交代した後に脳震盪の疑いで病院へ搬送された。
試合後にユルゲン・クロップ監督は「この瞬間に私にとって最大の問題はマルコ・グルイッチが病院に運ばれたことだ。何も思い出せないらしい。それはあまりにもクールではないよ」と語り、0-1で敗戦したことよりもグルイッチを心配している様子を見せた。
チェルシーのセスク・ファブレガスは、この試合中に足の裏を見せながらラグナル・クラバンにタックルを浴びせ1発退場となっている。また、複数のイエローカードが提示される荒れた試合となっていた。
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