レアル・マドリーのグティ氏【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは下部組織であるユースA監督にホセ・マリア・グティエレス、”グティ”監督の昇格を発表した。27日付け『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
グティ監督はマドリー下部組織出身であり、第一次フロレンティーノ・ペレス政権の”銀河系”と呼ばれたチームの中でもその才能を発揮し15シーズンで公式戦542試合に出場。リーガ・エスパニョーラ、チャンピオンズリーグなど数々のタイトル獲得に貢献した。
2013年よりU12カテゴリーの監督を務めステップアップしていったグティ監督だが、サンティアゴ・ソラリ監督のマドリーBチーム、レアル・マドリー・カスティージャ監督就任に伴い、ユースAチームの監督に就任することになった。
育成の最終段階という重要なパートを任されることになったグティ監督。「ここで仕事をするのはどういうことか知っている。そしてそれぞれの段階で下部組織の選手が要求されることもね」と語ると、「彼ら選手にとって重要な年だ。国内だけでなくヨーロッパのトップレベルのユースチームと戦うことになる。われわれはレアル・マドリーだ。勝って勝って勝ち続ける必要がある」と意気込みを語った。
現役時代はブロンドをなびかせて華麗なプレーを披露していたグティ氏だが、指導者としての実力にも注目が集まりそうだ。
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