今季もローマでプレーすることになるGKヴォイチェフ・シュチェスニー【写真:Getty Images】
アーセナルに所属するポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーは、今季もローマでプレーすることになった。27日にイタリアの『スカイ・スポルト』が報じている。
シュチェスニーは、昨季にアーセナルへGKペトル・チェフが加入したことによる出場機会確保のため、ローマへ1年間の期限付き移籍を決断。そしてローマも昨季に42試合に出場した同選手のパフォーマンスを指揮官のルチアーノ・スパレッティ監督が高く評価したことで、アーセナルと期限付き移籍の契約更新について交渉していた。
両クラブは数週間の交渉を経て、これまでアーセナルも一部分支払っていた年棒をローマが全額支払い、そして1600万ユーロ(約18億円)に設定された買取オプション付きでの期限付き移籍で契約を更新することで両クラブが合意に至ったようだ。翌日の28日にその正式発表が出される予定となっている。
シュチェスニーはローマがアメリカツアーのためにプレシーズン・キャンプを行っているボストンへ間もなく合流する。8月1日にセントルイスで行われる予定であるリバプールとの親善試合への出場には間に合うようだ。
シュチェスニーの獲得を強く望んでいたスパレッティ監督にとって心強い補強となったことは間違いない。
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