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バロテッリ、ついに“両想い”に。たらい回しで新天地はトルコへ?

text by 編集部 photo by Getty Images

マリオ・バロテッリ
移籍の噂が囁かれているFWマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】

 リバプールからの放出が噂される元イタリア代表FWマリオ・バロテッリの獲得に乗り出すクラブが出現したようだ。27日にトルコメディア『ファナティック』が報じている。

 バロテッリは現在、今季で契約が切れるリバプールのリザーブチームでトレーニング中だ。期限付き移籍していたミランから古巣へと戻って来たが、指揮官のユルゲン・クロップ監督から戦力外通告を受けたことでその去就が注目されている。

 そこでトルコ1部のベシクタシュが獲得に名乗りを上げたようだ。同クラブは、昨季にフィオレンティーナから期限付き移籍で獲得し、リーグ得点王に輝いたドイツ代表FWマリオ・ゴメスの代役を探している。クラブのフィクレット・オルマン会長は、両者がすでに両想いであると告白しながら、M・ゴメスの代役にバロテッリを望んでいるようだ。

「私のチームで彼を見てみたいね。その実現は難しいように見えるかもしれないけれど、ピッチ外での彼は並外れた人間なんだ。我々は彼の獲得を望んでいるし、彼はここへ来ることを望んでいる。彼は我々のサポーターを愛するタイプの選手だよ」

 バロテッリの代理人であるミーノ・ライオラ氏も、以前に「マリオをベジクタシュに売り込んだ。ベシクタシュの会長は彼と契約を結ぶためなら何でもすると言っていたから、移籍が成立すると確信している」と話している。

 これまで才能を期待されながらも成長がみられず、期待を裏切り続けて来たバロテッリ。昨季終了時点ではミランもリバプールも同選手の残留に難色を示していた。果たして心機一転を図る場所として欧州のトップリーグとはレベルが劣るトルコを新天地に選ぶだろうか。その去就に注目が集まる。

【了】

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