ヤングボーイズの久保裕也【写真:Getty Images】
U-23日本代表FW久保裕也がリオ・デ・ジャネイロ・オリンピックに出場できない可能性がでてきた。27日にヤングボーイズが久保の招集を拒否すると発表している。
スイスリーグのヤングボーイズに所属するFWアレクサンデル・ゲルントがチャンピオンズリーグ(CL)予選3回戦シャフタール戦に出場し左足を負傷した。この影響でクラブは久保のオリンピック出場を拒否。クラブ公式サイトにて「日本代表をオリンピック本大会出場に導いた久保が欠場することを残念に思っている」と発表した。
オリンピックは国際サッカー連盟(FIFA)の公式戦と認定されていないため、選手の所属するクラブは代表招集を拒否する権利を持っている。アルゼンチン代表はユベントスのパウロ・ディバラ、インテルのマウロ・イカルディがそれぞれクラブが招集を拒否したことで欠場が決まっている。
オリンピック予選を兼ねたAFC U-23選手権準決勝イラク戦では先制点を挙げるなど本大会出場に大きく貢献した久保。手倉森ジャパンにとっては大きな痛手となりそうだ。
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