2000年シドニー五輪
シドニー五輪のスロバキア戦でゴールを奪った稲本潤一【写真:Getty Images】
■グループステージ
・南アフリカ戦:2-1
得点者:高原直泰2
・スロバキア戦 2-1
得点者:中田英寿、稲本潤一
・ブラジル戦 0-1
■決勝トーナメント
・アメリカ戦(準々決勝):2-2 ※PK戦負け
得点者:柳沢敦、高原直泰
1979年生まれの“黄金世代”に中村俊輔や柳沢敦といった実力者を加え、当時すでにセリエAで実力を認められていた中田英寿も擁したチームはグループステージ2連勝と安定した力を発揮。
グループリーグ最終戦のブラジル戦こそ敗れたが、2位で決勝トーナメント進出を果たす。1968年メキシコ五輪以来のメダル獲得も視界に捉えていたが、準々決勝のアメリカ戦では中田英寿がPKを失敗。PK戦負けを喫し、ベスト8で涙を呑んだ。
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