トッテナムのマウリシオ・ポチェティーノ監督【写真:Getty Images】
現在トッテナムの指揮を執る、マウリシオ・ポチェテューノ監督は、母国アルゼンチン代表を率いることには興味がないようだ。26日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
ヘラルド・マルティーノ氏の辞任以降、いまだ空位状態のアルゼンチン代表監督の座。現在、オーストラリアでプレシーズンを過ごしている44歳の指揮官は、自身の代表監督就任について「私がイングランドの強豪チームを率いるアルゼンチン人であるがゆえに、候補として検討されるのはこぐ自然なことだと思う」と述べる。
そして「メディアでは色々と噂されているが、今、私はトッテナムで幸せだ。だから、代表を率いるに相応しい時ではないのだ」と現段階での就任を否定した。
スペイン、そしてイングランドで、着実に指導者としての実績を積んでいるポチェティーノ監督。昨季もトッテナムを優勝争いに食い込ませ、最終的に3位でゴールさせた。母国からの熱視線も当然の仕事ぶりだが、空振りとなってしまった。混迷が続くアルゼンチン代表監督人事、先はまだ見えないようだ。
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