コロンビア五輪代表のテオフィロ・グティエレス【写真:Getty Images】
リオ五輪、日本にとってグループ最大のライバル、コロンビア五輪代表は順調な仕上がりを見せている。25日、コロンビア紙『エル・ティエンポ』が報じている。
カルロス・レストレポ監督率いるコロンビア五輪代表は日本五輪代表にとって2戦目で対戦する相手である。同チームは、コロンビアのカルタヘナで現地23日、同じくリオ五輪に出場するホンジュラス五輪代表と対戦し、2-0で勝利を収めている。
終始ゲームを支配していたコロンビアは、33分にハロルド・プレシアード、85分にテオフィロ・グティエレスの両FWがゴールを奪い、勝負を決めている。やはり注目は背番号10を背負い、キャプテンマークをつける31歳のオーバーエイジ、グティエレスだ。ポルトガルのスポルティングに所属しており、昨シーズンも12ゴールを挙げている。
同じくオーバーエイジの28歳ドルラン・パボンはメキシコでプレーしており、「このチームはいいプレーヤーが多く、メダル獲得に向け戦えるチームだ」と自身を見せる。
また、先週には、米国・フロリダでアルゼンチン五輪代表とも対戦しており、こちらはスコアレスドローと、メダル候補の一角と互角の勝負を演じており、チームの完成度も高そうだ。
8月3日にブラジル入りするコロンビア五輪代表。試合会場となるマナウスは、コロンビアからも近く、彼らにとって準ホームとも呼べる場所。日本五輪代表に立ち向かう大きな壁となりそうだ。
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