ゴンサロ・イグアインのユベントス移籍が決定的に【写真:Getty Images】
ユベントスのゴンサロ・イグアイン獲得が決定的になった。もはや正式発表を待つのみと『スカイ』をはじめとしたイタリア複数メディアが一斉に報じている。
昨季のセリエA得点王の移籍ドタバタ劇が閉幕に向かっていることを決定づけたのは、ユベントスのジュゼッペ・マロッタGM(ジェネラルマネージャー)がイタリアリーグ機構の建物に入ったと確認されたことだった。
イタリアにおいて新たな選手と契約する場合、その内容をリーグに提出する必要があるためマロッタGMはナポリやイグアイン本人と協議の上でまとめあげたできたてほやほやの契約書を持っていたと見られる。
なお伊『イル・スッキダリオ』などによればユベントスはナポリに対し、2年間の分割で移籍金9000万ユーロ(約110億円)を支払い、イグアインには年俸750万ユーロ(約8億6000万円)と肖像権使用料を含めた4年契約が保障されているという。
北部トリノに本拠地に置くユベントスはナポリにとって宿敵であり、ファンにとっては重大な“裏切り”となる。しかし、アルゼンチン生まれのストライカーはそれを無視して王者での挑戦を選んだ。イタリアサッカー界を揺るがしかねない“禁断の移籍”がまもなく成立しようとしている。
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