レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督【写真:Getty Images】
レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、昨季のチームの“心臓”を抜かれたことに涙を流しているようだ。英放送局『スカイ・スポーツ』が伝えている。
降格候補筆頭とまでいわれながらプレミアリーグ制覇を成し遂げ、「奇跡」と称賛を集めたレスターだが、この夏には守備の要だったフランス代表MFエンゴロ・カンテがチェルシーに移籍している。
昨季も開幕前に元アルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソが移籍しており、レスターは2年連続で守備的な中盤を失っている。ラニエリ監督は主力の退団を嘆く一方、今季の戦いにも自信をのぞかせている。
「昨季、我々はカンビアッソを失って涙を流した。そして今季はカンテを失って泣いているよ。だが心配しないでほしい。レスターのフットボールは続いていく」
今季はプレミア王者として新たなシーズンを迎えるレスターだが、主力選手の流出を懸念されている。
ジェイミー・ヴァーディーはアーセナル移籍寸前のところで契約を延長したが、昨季リーグMVPに輝いたリヤド・マフレズの移籍が囁かれている。
【了】