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チョン・テセ、関塚氏の解任に悲痛の叫び…「目を疑った」「唯一無二の恩師」

text by 編集部 photo by Getty Images

チョン・テセ
清水エスパルスのチョン・テセ【写真:Getty Images】

 清水エスパルスのチョン・テセは、ジェフユナイテッド市原・千葉の関塚隆監督が退任したことに心を痛めているようだ。

 千葉は25日に関塚監督の退任を発表。8年ぶりのJ1昇格を期待されていた千葉だったが、現時点のJ2で9位に沈み、事実上の解任となった。

 チョン・テセは2006年から5年間に渡って川崎フロンターレに所属。そのうち4年間は関塚氏のもとでプレーしていた。

 千葉は24日に清水と対戦し、後半アディショナルタイムに2失点を喫して3-4の敗戦。決勝点を決めたのがチョン・テセで、この試合が関塚氏のラストゲームとなった。

 退任が発表される数時間前に、チョン・テセは自身のツイッターで関塚氏に対する思いを綴った。

「関塚監督の解任に目を疑いました。皮肉にも僕のゴールで引導を渡す形になってしまい胸が痛いです。それなら昨日じゃなくてもよかったけど勝負の世界なので相手を気遣う余裕はなくそれは関塚監督が一番わかってくれてると思います。監督人生はまだ続くと思うので、この先栄光があることを願ってます」

「関塚監督は唯一無二の恩師です。プロになった選手は実力はさほど変わりないですが監督との出会いにより大きく将来が変わります。僕は王様で学生時代を過ごし長所だけ飛び抜けて超荒削りな選手で感情の起伏が激しく全く安定感のないパフォーマンスでしたが辛抱強く途中交代で使い続けてくれました」

「その当時はスタメンになれないことに苛立ち大卒即戦力のプレッシャーで悩みまくってましたが、今となれば関塚監督でなければ間違いなく今のキャリアは歩めてないのは間違いなく、心から感謝してます。シュートは弾丸以外選択肢のない自分に常々『シュートは力じゃなくコース』という言葉をかけてくれた」

 チョン・テセは計5回に渡って関塚氏に対する思いをツイートし、最後には「将来関塚監督のもとでもう一度プレイしたいといつも思ってます」と感謝の言葉を述べた。

【了】

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