元バルセロナ会長のジョアン・ラポルタ氏【写真:Getty Images】
バルセロナの元会長ジョアン・ラポルタ氏はリオネル・メッシを追放したい権力者がいると考えているようだ。24日、スペイン紙『アス』を含む複数のメディアが報じている。
ラポルタ氏は2003年から2010年までバルセロナの会長を務め、当時低迷していたクラブを黄金時代へと復活させた。同氏はメッシに対する脱税判決に納得がいっていないようで「バルセロナにはメッシを追放したいと考えている確かな権力者が存在するんだ」と主張している。
「司法による判決には敬意を払っている。しかし、メッシが税金を十分に払っていることは明らかなことだ」
「私にとってバルセロナはサッカークラブ以上の存在なんだよ」
メッシは約4億5500万円の脱税容疑でスペイン国家弁護団から起訴された。裁判の結果、禁錮21ヶ月の有罪判決が下っている。実際には執行猶予のため収監は免れると予想されているが、それでも判決はスペイン国内で大きな話題を呼んでいるようだ。
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