ルシアーノ・ビエット【写真:Getty Images】
サミュエル・ウンティティやリュカ・ディーニュなど、今夏の移籍市場で若手を積極的に獲得しているバルセロナ。今度はアトレティコ・マドリーに所属するアルゼンチン人FW確保に動くようだ。
スペイン紙『ムンド・デポルティボ』によれば、バルサは細かい条件面の交渉こそ残されているものの、アトレティコから22歳のFWルシアーノ・ビエットを移籍金2200万ユーロ(約26億円)で獲得することで合意したという。
一昨季ビジャレアルでブレイクしたビエットは、昨夏鳴り物入りでアトレティコに加入した。しかし、ディエゴ・シメオネ監督の下では持ち味を生かしきれず、リーグ戦19試合に出場しながらわずか1ゴールにとどまっていた。
それでもバルサはポテンシャルを高く評価しており、アトレティコがビジャレアルから引き抜いた際よりも高額を提示した。当面はリオネル・メッシやルイス・スアレス、ネイマールらのバックアップを務めることになる。
一方で、当初今夏のターゲットの1人と見られていたセビージャのFWケビン・ガメイロ獲得は諦めたようだ。29歳という年齢に見合わない4000万ユーロ(約47億円)という高額な移籍金が障害になったと見られる。
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