ボルシア・ドルトムントに所属するMF香川真司【写真:Getty Images】
現地時間22日にインターナショナル・チャンピオンズ・カップの中国ラウンド第1日目が上海で行われ、日本代表MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントとジョゼ・モウリーニョ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドが対戦。
新加入のウスマン・デンベレやゴンサロ・カストロが2得点を決める活躍をし、ドルトムントが4-1で勝利を収めた。トップ下で先発出場した香川は、古巣戦となったこの試合で63分までプレーをしている。
まずは19分にエリア内の混戦からゴール前にいたカストロがゴールを決めてドルトムントが先制をする。
36分には相手DFがエリア内でハンドをしてPK。それをピエール=エメリク・オーバメヤンが決めてリードを2点に広げた。
57分には、ドリブルを仕掛けたデンベレがフェイントで相手DFを交わしてエリア内に侵入し、強烈なシュートを決めてさらにリードを広げる。
59分には、スルーパスに抜け出したフアン・マタが飛び出した相手GKの前で中央にパスを送り、昨季までドルトムントに所属していたヘンリク・ムヒタリアンが無人のゴールにボールを押し込んで1点を返す。
しかし86分には、再びカストロがエリア手前から豪快なシュートを放ち、4点目を決めた。
この試合は、モウリーニョ監督にとって今季2試合目となる。しかし、主力を失いながらもこれまでのゲームを維持しているドルトムントに比べてチームは空回りし、早くも就任以来初の黒星を喫してしまった。
これからユナイテッドは24日に行われる第2戦で、ドルトムントは28日に行われる第3戦でそれぞれマンチェスター・シティと対戦する予定となっている。
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