シュールレとゲッツェでドイツのW杯優勝を決めたゴールの再現なるか【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントは22日、ドイツ代表FWアンドレ・シュールレの獲得を発表した。ヴォルフスブルクからの完全移籍で2021年6月末までの5年契約を締結している。
ドイツ代表として2014年のブラジルW杯優勝に貢献し、アルゼンチンとの決勝ではドルトムントでチームメイトになるマリオ・ゲッツェのゴールをアシストしてチームを栄光に導いた。
チェルシー移籍が失敗に終わってからは低調ぶりを批判されており、昨季はヴォルフスブルクで29試合出場9得点にとどまっていた。EURO2016にはドイツ代表として出場したものの3試合に途中出場したのみでノーゴールに終わっている。
シュールレは移籍に際し「ドルトムントは強力で非常にエキサイティングなチームで、ヨーロッパのトップクラブのひとつ。ファンの力を借りながら、僕の個人的な経験も生かしてチームをもっと強くできる。いまはすべてが楽しみで仕方ない」とクラブ公式サイトに喜びを語っている。
「今後数年間でドルトムントとともに成功を祝いたい」と新たな挑戦に意気込むシュールレは、8月中旬にチームへ合流する予定になっている。ゲッツェやマルコ・ロイス、ピエール=エメリク・オーバメヤンらとともに攻撃の核として活躍が期待され、香川真司にとっては強力なライバルになるかもしれない。
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