ゴンサロ・イグアイン【写真:Getty Images】
移籍騒動に揺れるアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインは、ナポリのプレシーズンキャンプに合流しないかもしれない。21日に伊『カルチョメルカート.com』が伝えている。
イグアインは、宿敵ユベントスへ“禁断の移籍”が噂され、その去就が注目されている。ナポリとの契約更新を断りセリエA5連覇の王者との契約が個人合意に至っているとも報じられている。
一方で選手本人は移籍について沈黙を貫いている。ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、今後に向けた話し合いをするためプレシーズンキャンプへの合流を求めている。
しかし、イグアインは同会長が何度電話をかけても応答していない。ナポリ退団の意思は固く、メディアからのプレッシャーを避けるためにも当初予定されていた25日にチームへ合流しないどころか、キャンプ地へ顔を出す気さえないようだ。
さらにイグアインは、医師の診断書を利用してでも8月になってからナポリへ直接向かう許可を求める可能性があるという。また、キャンプ地ではない別の場所でデ・ラウレンティス会長と会談の場を持つのではないかとされている。
実際に両者は契約更新について話し合うため、昨年ヴェネツィアで面会したことがある。しかしその場では合意に至らなかった。
予想以上に進展しているイグアインの移籍。果たしてどのような結末を迎えることになるのか、今後の展開に注目が集まりそうだ。
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