バルセロナへの移籍が決まったポルトガル代表MFアンドレ・ゴメス【写真:Getty Images】
バルセロナは、バレンシアからポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスを獲得することで合意に至ったことを発表した。21日にクラブの公式サイトが伝えている。
A・ゴメスは、先日フランスで開催されたEURO2016でポルトガル代表の優勝に貢献した選手の1人だ。
2012年にベンフィカのトップチームに昇格すると、2013/2014年シーズンにはリーグ優勝、国王杯、リーグカップの国内3冠に貢献。その翌シーズンにバレンシアへレンタル移籍すると、完全移籍した昨季には41試合に出場して4得点と7アシストを決めている。
レアル・マドリーも獲得を狙っていたが、バルセロナが電撃的にその争奪戦を制して同選手と5年契約を結んだ。
移籍金は明らかにはされていないが、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』5000万ユーロ(約58億円)と伝えている。しかし、2日前にはマドリーが提示していた6000万ユーロ(約69億円)のオファーが断られてたことから、かなり高いボーナスも付けられているようだ。
バルセロナは、日にちが変わる少し前に「A・ゴメスとは来週サインを交わす予定になっています」と公式サイトで報告。同選手は、MFデニス・スアレス、DFサミュエル・ユムティティ、DFリュカ・ディニュに次ぐ今季4人目の補強選手となる。
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