スペイン代表新監督のフレン・ロペテギ氏【写真:Getty Images】
スペインサッカー協会(RFEF)は、空位となっていたスペイン代表監督に年代別代表などで実績を出してきたフレン・ロペテギ氏の就任を発表した。21日、スペイン紙『アス』などが報じている。
EURO16での敗退を受け退任したビセンテ・デル・ボスケ氏の後任がついに決定した。RTEFは同日、レペテギ氏の就任を公式HPにて「ようこそ、フレン」のメッセージとともに発表した。
1966年スペイン・バスク自治州生まれのロペテギ氏は現在49歳。これまで、2012年にU-19代表、2013年にU-21代表を率い、それぞれヨーロッパチャンピオンに輝いている。またクラブレベルでも、ラージョ・バジェカーノ、レアル・マドリー・カスティージョ、ポルトといったクラブを率いた経験がある。
現役時代はGKとして、ログロニェス、バルセロナ、ラージョなどでプレーし、スペイン代表としても1試合の出場経験を持ち、1994年のワールドカップ代表メンバーにも選出されている。
U-21代表監督時代には、現在代表メンバーとなっている、アルバロ・モラタ、チアゴ・アルカンタラ、イスコといった選手たちを指導しており、これからの代表を率いるに適任と見られている。また、この就任の発表を受け、前任のデル・ボスケ氏も「会長は素晴らしい選択をした」とコメントを出している。
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