FC岐阜と契約解除となったラモス瑠偉監督【写真:Getty Images】
J2のFC岐阜は22日、ラモス瑠偉監督との契約を解除することをオフィシャルサイトで発表した。
現役時代は日本代表として活躍したラモス氏は、東京ヴェルディやビーチサッカー日本代表の監督を経て2014年に岐阜の監督に就任。
その後は川口能活や三都主アレサンドロといった元日本代表選手、ナザリトら強力な外国人選手を獲得するなどチームの強化に努めたが、初年度は17位、その翌年も20位と就任後も低迷が続いた。
今季も20日に行われた第24節のツエーゲン金沢戦に敗れたことで5連敗となり、全チーム最多の14敗目で18位に沈んだ。J3自動降格圏内の22位・ザスパクサツ群馬までは勝ち点4差しか離れておらず、苦しい戦いを強いられている。
退任に際し、宮田博之社長はオフィシャルサイトにコメントを述べ、監督交代の経緯を説明した。
「この度の成績低迷を受けまして、多くの皆様に大変ご心配をお掛けしております。クラブとしてはリーグ戦も後半戦に入り、巻き返しを図るためにも新しい指導体制で臨むことが必要であると判断いたしました。なお、ラモス瑠偉氏には、これまで2年半に渡って、チームづくり、クラブの発展など、様々な面で貢献していただき、深く感謝しています」(一部中略)
なお、後任監督にはトップチームコーチの吉田恵氏が昇格することもあわせて発表されている。
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