ディエゴ・マラドーナ氏【写真:Getty Images】
ついに真打ちが登場か?ディエゴ・マラドーナ氏が、混迷するアルゼンチン代表監督人事に、ついに立候補した。しかも無報酬でということだ。20日、アメリカメディア『ESPNデポルテス』などが報じている。
米国メディアのインタビューに答えたマラドーナ氏は「ディエゴ・シメオネとは、金銭面での折り合いがつかなかったのだ。私はその点の問題はない」と述べ、「多くの人々が、私が高コストの監督だと思っているようだが、私なら無報酬で代表監督を引き受ける」とコメントした。
2008年~2010年にかけて代表監督の座についていたマラドーナ氏は、「指揮を執るのが恋しいし、選手やマスコミとやり合ったりするのも今の私に必要だな」と現場の喧噪へ思いも打ち明ける。
そして代表引退騒動のリオネル・メッシについては「彼と話したい。全ての事から彼を落ちつかせてあげたい」と語り、「バルセロナと代表で疲れ切っているのだ。ゆっくりするべきだ」と気遣った。
混迷する同国サッカー界を救うべく、ついに名乗り出たアルゼンチンの英雄。果たしてマラドーナ氏の再登板は実現するのだろうか。
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