大怪我したデンバ・バ【写真:Getty Images】
中国スーパーリーグの上海申花に所属するセネガル代表FWデンバ・バは現地時間17日に行われた上海上港との試合中に負傷し入院している。選手生命にかかわる大怪我だが、同選手は現役引退説を否定し、再びピッチに戻ってくることを誓った。英紙『デイリー・メール』が報じている。
デンバ・バは試合中に相手のスン・シャンからタックルを受け、よろけたところに相手選手が左足を引っ掛けたことで足があらぬ方向に折れ曲がる大怪我につながってしまった。そして、ピッチ外に担架で運ばれた後、病院に搬送されている。
上海申花を率いるグレゴリオ・マンサーノ監督は試合後に「彼のキャリアが終わるかもしれない」と、現役引退につながりかねない事態だと説明した。しかし、デンバ・バは「これは本当にひどい怪我だけど、僕は乗り越えることができると思っている。キャリアを終わらせるつもりはない、それは確かだよ」と答え、再びピッチに戻ってくることを誓っている。
「ハテム・ベン・アルファのように、同様の怪我から戻ってきた選手もいる。今は以前よりも遥かに医療が優れているし、今回は早く復帰できると思っているよ。今シーズンは11月に終了し、新たなシーズンは3月に始まる。僕はその後のシーズンに間に合うように最善を尽くすだけさ」
現時点で正確な離脱期間は明らかになっていないものの、約8ヶ月かかるとの情報もあれば、1年以上先になるとの情報もある。いずれにしても、長期離脱は避けられないが、再び元気な姿をピッチの上で見せてくれる日がくるはずだ。
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