植田直通【写真:Getty Images】
リオデジャネイロ五輪に臨むU-23日本代表は20日、千葉県内でトレーニングを行った。
本大会では守備に回る時間が長くなることも予想され、植田直通には世界のアタッカーと互角に渡り合うことが求められる。初戦の相手であるナイジェリアはフィジカルの強さを誇示してくると思われるが、負ける気は一切ない。
「身体能力が高い相手だと思うが、技術も高いと思う。そこは日本もしっかりとした組織で戦っていかないといけない。僕もしっかりと個人として1対1のバトルなど、どういうものが通じるのかやってみたい」
さらに今月末にはブラジルとの親善試合が組まれている。A代表のネイマールがオーバーエイジとして参加するが、正真正銘のワールドクラスとの戦いを植田は「楽しみで仕方ない」という。そして、こう続ける。
「世界のトッププレーヤー。誰もが知っている選手で、どういうプレーするのか間近で見てみたいのはあるし、自分がどこまでできるのか試してみたい」
ブラジルに勝って本大会に向かうことができれば、チームにとっても大きいだろう。この試合で納得のいくパフォーマンスが出せれば、植田自身もいいイメージを持ってグループステージ初戦を迎えられるはずだ。
(取材:元川悦子)
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