Jリーグの村井満チェアマン【写真:編集部】
Jリーグは20日、都内で記者会見を開き、英動画配信大手パフォームグループが提供するライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」と放送権契約を締結した
来年より10年間で年間210億円、総額2100億円という金額はJリーグ史上最大規模の大型契約となる。
Jリーグの村井満チェアマンは、「記者のみなさんはJリーグがお金持ちになったと思っているのではないかと思うんですけど、実力以上の期待をしていただいているということなので、ある意味で大きな借りをしていることになります」と述べ、さらなる事業拡大に意欲を見せた。
また、この2100億円という金額はあくまでも推定であり、将来的にさらに拡大する可能性を示唆している。
「今後定額で2100億円だけではなくて、さらにそれを上回る可能性もある。将来的にレベニューシェアという取り決めもしています。2100億円というのは、いわゆるボトムラインです」
新たな放映権契約により、中継製作費はリーグが負担し、動画権料もリーグが保有することになる。これによってコスト削減を図り、よく手頃な価格で提供することができるという。
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