バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
スペインのイビサ島でのバカンス中に、バルセロナの元アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとレアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2大スターと会ったラッキーボーイがいるようだ。19日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
24歳のスリ氏は友人とイビサ島でバカンスをしていた。その時にヨットを見ていると、それがメッシのヨットだと気が付いたようだ。そこで彼は直ぐに携帯電話をプラスチックケースに収めると海へダイブ。メッシが乗るヨットまで1キロもの距離を泳いで行くと、同選手は躊躇うことなくヨットの中へ乗せてくれたようだ。
しかし、携帯電話が水に濡れていて使用不能。そこでメッシは、ヨットのスタッフを呼んで写真を撮ってスリ氏に送るよう求めたようだ。スリ氏は、「電話を失ったけどメッシと写真が撮れたんだ。彼はとても謙虚で温かくもてなしてくれたよ。僕の方を向いていた時は、世界最高峰の選手と話しているようには思えなかったね」と同紙に語っている。
別れの時間になるとメッシはスリ氏を岸まで送ってくれたようたようだ。さもなければ、来た時と同じように泳いで帰るところだったと説明し、心から感謝の気持ちを伝えている。
さらにスリ氏は、イビサ島でのバカンス中に夜にクラブでC・ロナウドとも会ったようだ。しかしメッシの時とは違い、「握手することさえできなかったよ。警備員たちに囲まれてたから近づけなかった」と当時の状況を語っている。
バカンス中に2名の近年のバロンドール受賞者に会ったスリ氏。きっと一生思い出に残るバカンスとなったに違いない。
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