チーバス・デ・グアダラハラのマティアス・アルメイダ監督【写真:Getty Images】
イタリア・パルマ時代に中田英寿と共にプレーした、元アルゼンチン代表のマティアス・アルメイダ氏が、混迷を極めているアルゼンチン代表の新監督に名乗りを上げている。19日、アメリカメディア『ESPNデポルテス』が報じている。
コパ・アメリカで優勝を逃し、代表監督を辞任したヘラルド・マルティーノ氏の後任人事に迷走中のアルゼンチン代表。現在、メキシコの名門チーバス・デ・グアダラハラで指揮を執るアルメイダ監督は、「次の代表監督には、アルゼンチンを世界のトップの1つへと戻してほしい。誰が監督になろうともきちんとしたプレースタイルを植え付けてもらいたい」と母国メディアに答えている。
そして、「もし、アルゼンチン代表の監督に招聘された場合には、チーバスと契約解除できることになっている」と代表監督就任への興味を語っている。アルメイダ監督はチーバスでコパ・メヒコやスーペルコパ・メヒコといったタイトルも獲得し、着々と実績を積んでいる。
最近では、サッカー協会の腐敗が次々と暴かれる中、大黒柱リオネル・メッシも代表引退宣言を行うなど、事態が悪化するアルゼンチンサッカー界。再建に向け、42歳の青年監督に白羽の矢は立つのだろうか。
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