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Jリーグ 8年前

女子マネ・佐藤美希さんのJリーグ案内。「サッカーが日常化してきています」【INTERVIEW】

シリーズ:FChan TV text by 中山佑輔 photo by Asuka Kudo, Getty Images

中村俊輔のフリーキックに鳥肌が立った

佐藤さんのご両親は、横浜FCの三浦知良と同年齢だという
佐藤さんのご両親は、横浜FCの三浦知良と同年齢だという【写真:Getty Images】

―――いろいろなスタジアムに通われていることで、それぞれの特徴が見えてくると思うんですけど、スタジアムの造りでも、雰囲気でも、特徴的だなって思うところはありますか? 印象に残ったところでも。

 陸上競技場とサッカースタジアムは全然雰囲気が違いますし、行ってすごい臨場感を味わえたのは大宮アルディージャのNACK5スタジアムとか柏レイソルの日立台サッカー場。ゴール裏が本当に近いですよね。あとはガンバ大阪の吹田スタジアムは、海外には行ったことないですけど、そういう雰囲気があるのかなって思いました。すごく見やすくて、ピッチが観客席と屋根で囲まれているので、サポーターさんの声援が響くんです。とても臨場感がありましたね。ガンバのサポーターさんはもともと熱いですけど、さらに熱気を感じました。

―――頻繁に現場へ行かれるなかで、これを見られて良かったなっていうシーンはありますか?

 横浜F・マリノスの中村俊輔選手のフリーキックが直接決まった瞬間は鳥肌が立ちました。「見ちゃった!」って(笑)。ベテラン選手のプレーを見ると、「おぉ」ってなりますね。

―――カズさんとかもすごいですよね。生きる伝説みたいになってますけど。

 いや、ほんと素晴らしいですね。素晴らしいなんて言えないくらいすごい。カズさんのような選手、次にいるのかって感じですよね。私の両親、カズさんと同い年なんですよ。考えられないです(笑)。

―――(笑)。Jリーグの女子マネージャーって、さっきおっしゃってたように、「Jリーグ全体のマネージャー」じゃないですか。中立がゆえの難しさみたいのってありますか?

 ありますね。毎回いろいろなクラブのユニフォームを着ていますし、基本は訪れたホームクラブを一緒に応援するっていうのはありますけど、先週はホームで応援して、次がアウェイだったりすると、複雑な気持ちになったり。「ウチは来ないの?」と言ってくださるサポーターさんもいらっしゃって、ありがたいですね。なかなか全クラブを回るのは難しいですけど、できるだけ多くのところに行って、ファン・サポーターの方にお会いしたいと思っています。

―――試合に行くときの移動手段ってどうなってるんですか?

 ふつうに新幹線、電車ですよ(笑)。プチ旅行気分ですね(笑)。時間があれば、観光もしますし、必ず現地のご飯を食べます。アウェイチームのサポーターみたいに、試合に行って、現地もふつうに楽しんでますね。それは一つJリーグを見るっていう意味では魅力でもありますよね。せっかく行くなら、1泊2日で旅のプランをして訪れるのもいいですよね。

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