女子マネ就任から1年半。 格段にわかってきたJリーグの魅力
―――Jリーグの女子マネージャーっていうのはどういう活動をされているのでしょうか?
Jリーグ全体を盛り上げるための女子マネージャーで、より多くの方にJリーグを好きになって頂き、スタジアムに足を運んでもらえるきっかけをつくれるように、ということで活動しています。実際にスタジアムに行って、ホームチームのユニフォームを着て、ファン・サポーターさんと一緒に応援したりして、試合前のイベントの盛り上げをしています。そしてテレビやラジオ、新聞などで各JリーグクラブをPRして、一人でも多くの方に選手や試合情報などを知ってもらえるような活動もしています。
―――佐藤さんにとって、女子マネージャーとして最初のお仕事は去年のJリーグ・キックオフカンファレンスですよね。あのときお姿を拝見したんですけど、そのときは足立さんもいらっしゃって、前任の足立梨花さんが慣れた感じでやられているいっぽうで、佐藤さんは最初だし緊張されてる感じだったかと思うんです。あれから1年半くらい経って、どのような変化がありましたか?
かなり変わりましたね。去年のキックオフカンファレンスのときは何もわからなかったので(笑)。梨花さんは本当にサッカーのことをよくご存じで、2代目としてのプレッシャーはあったんですが、1年半ほぼ毎週のように試合見てきて、最初の頃に比べたら格段にJリーグの魅力がわかってきましたね。
―――去年って結局全クラブ行かれたんですか?
去年はJ1、J2の全40クラブのホームゲームにうかがって、今シーズンはJ3も回ってます。いま50クラブです。残り3クラブで全クラブ訪問できるって感じですね。昨日(取材日は7月11日)も藤枝に行ってきました。
―――スタジアムに行かれたときはどのあたりで試合をご覧になっているんですか? あと試合当日はどのような活動をされているのでしょうか?
だいたいメインスタンドの上のほう、記者席で見させていただいています。試合は全部見ます。何をするかは行った先のクラブによって違いますが、活動としては、試合前のイベントで、サイン会、握手会、トークショーですね。今は熊本の募金活動にも協力させていただいています。
―――女子マネージャーに就任されるまで、サッカーとそれほど関わりがなかったんですよね。
なかったですね。見に行ったことはなかったですし、テレビとかでもあまり見たことがなくて、サッカーのルールもわからなかったので。ほんとに女子マネージャーになって一から知りました。こんなにクラブ数があることも知らなかったんです。びっくりしましたね。