ヘルタ・ベルリンの細貝萌【写真:Getty Images】
ヘルタ・ベルリンに所属する元日本代表MF細貝萌を巡って、ドイツ2部クラブが争奪戦を繰り広げているようだ。
独紙『キッカー』や『ビルト』など複数メディアは、1860ミュンヘンが細貝に強い興味を示していると報じている。同クラブのトーマス・アイチンCEOも「非情に強く興味がある」と認めているという。
昨季はトルコのブルサスポルに期限付き移籍していた細貝は、現在はヘルタでトレーニングを続けているが移籍は有力とみられている。
1860ミュンヘンは現ケルンの大迫勇也が2014年1月から半年間在籍したクラブであり、昨季は2部リーグで15位で3部降格寸前だった。
その他、それぞれ昨季で降格したシュツットガルトとハノーファーも細貝獲得が噂されている。
シュツットガルトはアウグスブルクやヘルタで細貝を指導したヨス・ルフカイ監督が率いており、浦和レッズ時代の恩師でもあるギド・ブッフバルト氏が名誉顧問を務めている。
また、昨季のハノーファーには清武弘嗣、酒井宏樹、山口蛍が所属していたように、多くの日本人選手がプレーしたチームでもある。
なお、細貝とヘルタの契約はあと1年残されており、移籍金は100万ユーロ(約1億1600万円)とみられている。
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