6足のスパイク登場
東京ヴェルディ1969のクラブハウス。柔らかな日差しが差し込むテラスに、キングギア編集部が持ち込んだ6足のスパイクが並べられた。その顔ぶれは──。
1. NIKE/TIEMOP LEGEND VI HG-E
2. ASICS/DS LIGHT X-FLY 2
3. PUMA/EVOPOWER1.3FG
4. MIZUNO/WAVE GNITUS 4 JAPAN
5. ADIDAS/X15.1HG LE
6. UNDER ARMOUR/CLUTCHFIT FORCE HG JP
──さあ、いかがでございましょう、マスター・ナガイ。もう20年以上プロの世界で生きてきていらっしゃるあなた様でも、こういう光景はちょっと目になさったことがないかと。
マスター永井 「だね。同じメーカーのスパイクで違う種類が並んでるっていうのはあっても、こういうのはないな」
──今年からマスター・ナガイにはキングギアと契約していただいたわけですが、一般的な印象で言うと、“プーマづかい”の印象が強い。
マスター永井 「そらまあ、マラドーナに憧れた世代だからね」
──ちなみに使用したプーマのスパイクの中でベストワンをあげると?
マスター永井 「う~ん、一番長い期間履いたのはパラ・メヒコかもしれないけど、ベストとなると、Jリーグ開幕のころに履いてたスフィーダってやつかな。俺、カカト周りのフィット感をわりと重視するのね。スフィーダはその点が最高だった」