ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督【写真:Getty Images】
フランスで開催されたEUROでポルトガル代表を初優勝に導いたフェルナンド・サントス監督は、中国で指揮を執ることになるかもしれない。ポルトガル紙『ア・ボラ』が報じている。
同紙によれば、中国スーパーリーグの北京国安がサントス監督の招聘に動いており、ポルトガル代表監督として受け取っていた給与のおよそ4倍にあたる年俸800万ユーロ(約9億2800万円)を準備しているという。
北京国安は今年1月に元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏を招聘するも、わずか4ヶ月で解任となっている。
現在リーグ戦8位(全16チーム中)に位置しており、上位浮上のためにもザッケローニ氏の後任として61歳の知将を招聘する意向のようだ。
サントス監督はこれまでポルトガルとギリシャのクラブを率い、2010年にギリシャ代表監督に就任。ブラジルW杯では日本代表とも対戦し、ベスト16に進出している。
その後、母国ポルトガルの代表監督に就任。EUROではグループステージ3試合で全て引き分けるも、決勝トーナメントでは快進撃を続けて決勝で開催国フランスを下している。
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