チェルシーのFWジエゴ・コスタ【写真:Getty Images】
新生チェルシーに突如エースを欠く可能性が浮上している。17日にスペインの『クアトロ』が伝えている。
退団の噂が流れているのは、エースFWジエゴ・コスタ。同選手は2014年にアトレティコからチェルシーへ完全移籍。初年度は37試合に出場して20得点を決める活躍をしたが、昨季は41試合に出場して16得点とパフォーマンスが低下。チームも10位でシーズンを終えた。その結果、D・コスタはEURO2016のスペイン代表メンバーからも落選している。
思い通りのパフォーマンスができていないことからも、D・コスタは1分でも早くチームから去りたいようだ。そして、自身を世界に注目させる主役にさせた古巣アトレティコ・マドリー復帰を希望しているとみられているが、同選手の契約には4000万ユーロ(約46億円)の違約金が設けられている。
D・コスタは、既にオーナーのロマン・アブラモヴィッチ氏に退団の意思を伝えたとみられている。その上、何としてでも退団するために、クラブへ正式な退団請願書を提出したようだ。
アトレティコは、D・コスタを前線の補強の第一目標としているが、移籍金の高さからターゲットの変更を強いられている。一方でゴンサロ・イグアインの移籍が噂されているナポリが、代役として獲得を狙っているようだ。
スペイン代表へ復帰するために主役となれる場所へ移籍したがっているD・コスタ。果たして、今夏に移籍が実現するのかどうか、その去就に注目が集まりそうだ。
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